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  • 執筆者の写真霜野

表紙とタイトルについて語るゾ

更新日:2023年4月14日



全世界!!!!!見て!!!!!!!!!



デザイナー様より表紙データが届きました。

届きたてほやほやです。我慢できずにTwitterで即告知して、こうしてブログも書く始末です。

(今日はちょっと長いかもです。)


元のイラストがこちら

本当は星座書き足したり、ちょっとだけここから加筆修正してます



イラスト自体は1年前から完成しておりまして、

本当は自分で表紙のデザインもするつもりでした。中々上手いことデザインに自分のイメージを落とし込めず……。

せっかくの再録本だしプロの方にお願いするのもありではと、デザイナー様にお願いするに至りました。

ちなみに以前自分で作ってた時の写真がTwitterに残ってました。この時はタイトルも違いました。




今の方が、作品や本のイメージやコンセプトを組んだデザインという感じで好きです。依頼してよかったー。


元々人にイメージを言語化して伝えることが大の苦手でして、「人様に説明するのが下手だから日本語がうまく伝わらなくて失敗するかもしれない……ならば自分でやってみよう」とロゴや表紙のデザインに自ら積極的にやってた時期もありました。(今でも表紙作って!と依頼を頂いたらめちゃくちゃ喜んで作りますよ!)



ただ、生活環境の変化で、以前に比べて作業に当てられる時間が圧倒的に少なくなっていたり、本文である絵になるべく時間を費やしたいなと思うようになっておりまして。

お金はその分かかってしまいますが、時間を買うための必要経費だと思うと自分は全然安いかなと思っております。表紙が華やかだとこちらもテンションが上がりますし、これからも可能な限り利用していきたいです。


ううーん最高



◾︎今回の表紙について


今回の表紙もmaiko/mellow design works様にお願いいたしました。

maiko様にはこれまでにもアンソロジー関係とサークルロゴでお世話になりました。

今のところmaiko様にしかお願いしていない状況でして、ご依頼する度に毎度毎度すみません……と画面の向こうからソワソワしながら送っています。すごくお忙しいだろうにいつも引き受けてくださって本当に頭が上がらないです。


maiko様の作品、どれも素晴らしいので是非Twitterを見てください。

(勝手にリンク共有していいのかな!?と迷ったのでお名前のみの紹介ですみません。)


いつもありがとうございます



再録本、夏深以外の絵や漫画も若干収録したので9割夏深本って感じです。

夏深中心の再録本ということで、夏深イメージで表紙は作成しました。


初回のご依頼時、ざっくり言うと

・天体や星

・星図書に因んで書物の表紙のようなイメージ

・きれい、おしゃれ、クラシック寄り

(クラシック:近未来のイメージが7:3位の比重でデザインされていると嬉しい)


との依頼でお願いしまして。


クラシックと近未来という相反するものを上手いこと取り入れてくれ!なんて、無茶言うなこいつ……と後でヒヤヒヤしてたんですが、

天体をイメージした素敵なフレームをつけて下さることでそのイメージを取り入れて下さりました。すごい……凄すぎて頭が上がらない……(2回目)(語彙力の敗北)


背表紙って良いですよね。分厚い本って良いですよね。背表紙だけ色を変えてあるのかわいいなと思うので今回のデザインも好みど真ん中でガッツポーズしました。

今回は7ミリ程度になる予定ですが、1センチ超えの個人誌を出すのも密かな夢です。(イヴセレで再録とか出したら余裕でいけそうだな……)



◾︎Uranometria


再録本のタイトルはウラノメトリアと読みます。

1603年にドイツで出版された最初の星図書の名前から拝借しました。


Wikipedia先生


ノルン自体は近未来的な(とまとめて良いのか謎ですが)世界観だと思っているのですが、

一方夏彦の√は、星や天体をメインに神話や歴史、アンティークなモチーフをを重んじるような描写も多いので、天文用語から歴史にまつわる単語ということで選びました。


夏彦ってすごくロマンチストで純粋な人だなぁと思っています。

彼のルートをやり直していると、武器や戦闘機やプログラム、遺伝子操作と言った物々しい近未来的なモチーフが沢山出てくるんですが、彼自身が大切にしているのは紙の星図だったり、深琴に読ませるために渡すものは神話に触れた図鑑だったり…過去に使われていた天文台がお気に入りの場所だったり。

表面上の姿は近未来的なイメージを持たれやすいですが、内面は相反していると思っています。そのギャップが好き。


公式でもありましたが、「壊れた時計」なんですよね。子供の頃から時が止まっている。それが彼の純粋さを生み出している美点でもあり、弱点でもある。彼にとっては時間や歴史も大事なキーワードなのかなと思ったり。


作品一つひとつ(作品数は星のように多くはないですが...)を星と見立てて、ゲーム発売から10年目という節目の年に、星図書のように一冊の本にまとめたれたらとのことで、採用した という感じです。

(なんか偉そうに言ってますが、ぶっちゃけ星図書という言葉自体、今回の作業で初めて知りました。お詳しい方、使い方や認識が間違っていてもそっと目を瞑っておいてください。)



そんなこんなで作業しております再録本、もう暫く発行まで時間を頂きます…!

縁のある方々にもゲストをお願いしました。素敵な作品ばかりです。(残念ながら絵描きの方は皆さん都合がつかなかったので、文字書きの方のみお招きしております。)


ではでは、週の半ばですが、お仕事の方も勉強の方も新生活準備の方も無理せず頑張りましょうね。



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